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ティリティリマタンギ島とそこに生きる野鳥たち

ティリティリマタンギ島とそこに生きる野鳥たち

今回はニュージーランドにあるティリティリマタンギ島を紹介します。

ニュージランドは、大陸から離れているため、貴重な固有種の鳥がたくさんいます。

その中でも自然保護地区に指定されているこの島は、まさに貴重な鳥たちの楽園。

そんな楽園で私が撮影した野鳥たちの写真も紹介していきます。

▪️ティリティリマタンギ島へのアクセスと注意点

ティリティリマタンギ島へは、オークランド市街にある港からフェリーを使っていきます。

フェリーはAM9:00始発で、帰りがPM3:30の 1日1便しか運行していないので気をつけてください。

チケットの購入はこちらのHPから購入することができます。

(現地でも人気の観光地なので、事前にオンライン購入をオススメします。)

通常、往復便チケット予約NZ$82ですが、オススメなのが現地ボランティアガイドによるツアー付きチケットです。

料金はNZ$92となりますが、ここにしかいない鳥たちの貴重な情報を教えてくれるので、ほとんどの人はこちらを購入しているようです。

※料金は2020年1月現在のものです。

オークランド港のフェリー乗り場
オークランド港のフェリー乗り場

さあ、それでは当日売り場でチケットを受け取ったら、フェリー乗り場へ余裕を持って移動しましょう。

なぜなら、この島は環境保護に力を入れており、汚れた服装だと乗船拒否される場合があるので、事前に靴・服装をなるべく綺麗にしておきましょう。

(必ず、乗る前に靴をブラッシングするように言われます)

島はハイキングコースが整備されており、とても歩きやすいです。

また、ビーチがあったり、ショートコース、ロングコースなどいろいろなコースが用意されています。

お手洗いは随所にありますが、売店などは、ほぼ無いのでお昼ご飯を持っていく必要があります。

ティリティリマタンギ島のフェリー乗り場(wharf)
ティリティリマタンギ島のフェリー乗り場(wharf)

くれぐれも、最終の船は15時30分(2020/1現在)なので、鳥に夢中になって乗り遅れないようにしましょう。

それでは、最後に今回撮影できた野鳥たちの紹介です。

①スティッチバード(シロツノミツスイ)

スティッチバード(シロツノミツスイ)
スティッチバード(シロツノミツスイ)

1羽目は鮮やかな黄色い帯があるスティッチバードです。

黒い頭部にある耳の部分が白くなっており、主に蜜を吸って生きているとのこと。

そのため、和製ではシロツノミツスイと言われているのだと思います。

この鳥は、本島では絶滅していると言われており、とても貴重な鳥となっています。

 

②ニュージーランドピジョン(ケレル)

ニュージーランドピジョン(ケレル)
ニュージーランドピジョン(ケレル)

続いては、ニュージーランド固有種のニュージーランドピジョンです。

マオリ語ではケレルと呼ぶらしいです。

頭部から胸あたりまでは紫の光沢に緑色、その下は白色になっています。

ご覧の通り、太っちょ(この子だけ?)で大きく一般的に50cm程度あるそうです。

日本のハトとは違い、モフモフ感がたまらないですね。

 

③サドルバック(セアカホオダレムクドリ)

サドルバック(セアカホオダレムクドリ)
サドルバック(セアカホオダレムクドリ)

こちらは、背中に赤っぽい鞍のような模様が特徴のサドルバックです。

さらに面白い特徴として口元に赤オレンジ色の肉垂があります。

和製の名前はそのままですね。こちらもニュージーランド固有の鳥です。

大体20cm以上はあったと思います。主に果実や蜜を食べますが昆虫も食べるようです。

こちらもかなり希少種な鳥です。

 

④トゥイ(エリマキミツスイ)

トゥイ(エリマキミツスイ)
トゥイ(エリマキミツスイ)

この鳥は、マオリ語でトゥイと呼ばれています。

写真でお分かりのとおり、首回りに襟巻きの羽毛が生えているのが特徴です。

ミツスイ類としては最大級と言われています。

またこの鳥は、オウムのように人の鳴き真似ができると言われており、知能も高いそうです。

 

⑤ニュージーランドロビン(コマヒタキ)

ニュージーランドロビン(コマヒタキ)
ニュージーランドロビン(コマヒタキ)

続いてはコマヒタキの仲間ニュージーランドロビンです。

こちらの掌サイズのロビンちゃんは、とても人懐っこい性格です。

私が森のアイドル「ロビン」ですと言わんばかりに、パシャパシャと写真を撮られていました。

 

⑥ベルバード(ニュージーランドミツスイ)

ベルバード(ニュージーランドミツスイ)
ベルバード(ニュージーランドミツスイ)

続いては全体的に緑色をした鳥ベルバードです。

こちらもミツスイの仲間で鳴き声が綺麗で有名のようです。

その昔ヨーロッパから来た有名な冒険家クック船長が「最も精巧に調整された小さな鐘のように見えた」と表現したほどだそうです。

大体30グラム前後で、17〜20cmくらいあると言われていますが、今回撮影したベルバードさんはちょっと肥満気味なのでしょうかね( ^ ^ ;

 

⑦RURU(モアポークオウル)

RURU(モアポークオウル)
RURU(モアポークオウル)

最後は現地語でRURUと呼ばれるフクロウの一種です。

ニュージーランド発で唯一生き残ったフクロウと言われ、鳴き声がモアポークと言っているようでこのような名前がついたという説があるようです。

夜行性のフクロウなので、お昼ではモフモフに顔を埋めて寝ていた模様。

お顔を見れなかったのは残念ですですが、出会えただけでラッキーな鳥です。

 

★まとめ

本来出会えるのが難しい貴重な鳥たちですが、この島ではわんさか生息しています。

ぜひオークランドに訪れた際は、鳥の楽園ティリティリマタンギ島へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

※ティリティリマタンギ島へのツアーはこちらのサイトで申し込めます。

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