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知床とそこに生きるワシ

知床とそこに生きるワシ

北海道の知床でオオワシ、オジロワシ、たんちょう鶴を撮って来ました。

間近で見ることができた知床の大自然は、雄大で爽快な気持ちにさせられました。

こちらが、実際に撮影してきた鳥たちです。

 

■世界自然遺産の知床
2005年に日本で3つ目の世界自然遺産に登録されたのが知床です。

評価されたポイントは、自然豊かな生態系。

例えば、今回撮影できたオオワシ、オジロワシなど希少な動物を始め、多くの貴重な種が残っています。

羅臼で撮ったシンクロ中なワシさんたち

近くで見るとすごい迫力。大きい翼を広げ、目の前を爽快に飛んでいく姿は圧巻です。

オオワシは、文字通り、翼を広げると2メートルを超えます。

基本黒っぽい茶色をしており、所々白い羽毛で覆われています。

また、大きい橙黄色のくちばしも特徴です。

とても貴重な鳥で、日本ではイヌワシをしのぐ、最大のワシです。

食事休憩中のオオワシさん

もう一種知床で有名なワシは、オジロワシです。

こちらも、翼を広げると2メートルを超えます。

基本的に、全身濃い茶色で、文字通り尾が強調されて白いのが特徴です。

こちらは、冬鳥として全国に来ますが、北日本がメインです。

ただ、こんなにも間近に見学ができるのは、知床ならではなのではないかと思います。

キリッとクールなオジロワシさん

また、北海道といえば、美しいたんちょう鶴も欠かせません。

こちらも大変貴重で一時は30羽程度まで数が減った特別天然記念物。

今回撮影した場所は、有名な撮影ポイント鶴居村です。

毎年12月から2月にかけて、200羽前後のタンチョウが集まるそうです。

そのため、本当に貴重なのかってほど、タンチョウが間近で撮影することができます。

いつでもスタイリッシュに歩くタンチョウさん

タンチョウの他に白鳥も餌場に集まって来ます。

写真ではお伝えできませんが、タンチョウや白鳥たちが、一斉に鳴いている姿は、見応えがあります。

■おわりに
今回は、知床の鳥たちにフォーカスしましたが、魅力はそれだけではありません。

容姿端麗な自然があり、冬に行けば幻想的な雪の景色に出会うことができます。

鳥を撮りに行くついでに知床の自然に癒され、その反対も然り。

これを機に、知床で素敵なキッカケを見つけて頂けたら、幸いです。