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初心者でも安心!ロープウェイで気楽に絶景登山! 中央アルプスのススメ

初心者でも安心!ロープウェイで気楽に絶景登山! 中央アルプスのススメ

今回は、長野県の中央に位置する中央アルプス(千畳敷カール、木曽駒ケ岳)へ行ってきました。

ちょうど日本のど真ん中に位置するため、東京からも大阪からもアクセスしやすいところにあります。

行く方法としては、JR飯田線の駒ヶ根駅、もしくは中央道の駒ヶ根ICから菅の台バスセンターまで行き、路線バスで駒ヶ根ロープウェイしらび平駅までアクセスします。

日本アルプスと聞くと、どうしても、立山や上高地などの観光地、槍ヶ岳や穂高岳などの名峰がある北アルプスをイメージしてしまいます。

正直、私も行くまでは、中央アルプスって、なんやねん!って感じでした。

しかし、実際行ってみると、絶景の嵐。

またリピートしてみたい万人にオススメできるスポットだったので、紹介したいと思います。

■3つのオススメ理由!

①ロープウェイで一気に絶景ポイントへ!
②初心者から上級者まで楽しめるコース!
③カワユイ高山植物に出会える!

 

①ロープウェイで一気に美しき絶景へ!

まず、中央アルプス(木曽駒ケ岳)のオススメポイントは、絶景ポイントまでロープウェイで気楽に行けちゃうことです。

そのため、お年寄りから子供まで老若男女楽しむことができ、散策を楽しむ程度でしたら、服装もカジュアルで行けちゃいます。

アルプスって基本ガチな山がほとんどのため、ロープウェイがあるのは嬉しいですね。

千畳敷カール
千畳敷カール

そして中央アルプスといえば、千畳敷カールなしでは語れません。

カールというのは、約2万年前の氷河期の氷によって、山が削られたお椀型の地形を指します。

低位置はなだらかですが、高地にいくについれて段々と荒々しく急になるのがお分かり頂けると思います。

こんな絶景をロープウェイを降りてすぐに見ることができるんです。

上から見た千畳敷カール
上から見た千畳敷カール

また、下から見るカールも良いのですが、ぜひ登山の準備をして、上まで登ってみてください。

上から見下ろす千畳敷カールは、登ってきた!という達成感とあいまって、爽快な気分になります。

カールの頂上まででしたら、十分日帰り可能なのでチャレンジしてみましょう。

 

②初心者から上級者まで楽しめるコース!

木曽駒ケ岳には、初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。

主なコースをあげると3つあります。

・ハイキング(お花畑)コース

・岩場(極楽平、宝剣岳)コース

・馬の背コース

今回私は、1泊2日で三つのコースを歩いてきました。

ハイキング(お花畑)コースは、一周約40分の遊歩道が用意されているコースです。

非常に整備されており、高山植物の観察や気軽にハイキングをしたい方にオススメです。

この1周コースだけでしたら、スニーカーなどの軽装備で過ごすことができます。

ハイキング(お花畑)コース
ハイキング(お花畑)コース

また、上級コースを味わいたい方にオススメなのが、極楽平・宝剣岳を経由する岩場コースです。

こちらは、鎖場が用意されており、かなりスリリングなコースとなっております。

結構、絶壁を綱渡りするような箇所もあり、かなり大変なコースでした。

しかも、私が行った時は、濃霧で数メートル先も見えず、その上、秒速15メートルくらいの風!

どないすんねん!と思った鎖場
どないすんねん!と思った鎖場
モヤモヤな岩場
モヤモヤな岩場

岩場がめちゃくちゃツルツルしていて怖かったので、皆さんは真似しないでくださいね(^ ^;

このコースは、ちゃんとした装備で晴れた日に行くことにしてください。

3つ目は、駒ケ岳の頂上から、馬の背みたいな稜線に沿って濃ヶ池を経由し、ぐるっと戻ってくるコースです。

晴れていれば、稜線から見える景色は、絶景です。

私の場合、1日目と2日目の朝は靄でなにも見えませんでしたが。。。

 

段々と晴れて見えてきた景色
段々と晴れて見えてきた景色

このコースは合間に池などがみれるので、景色も変化していくので終始楽しみながら歩くことができます。

危険の箇所はあまりなく、落ち着いていれば問題ないコースですが、ちゃんとした登山コースなので、それ相応の装備をして安全に歩きましょう。

一気に視界が開けて見えた絶景ポイント
一気に視界が開けて見えた絶景ポイント

最初は、靄でなにも見えなかったのですが、昼になるにつれて、段々と視界が開けてきて、

諦めかけていたところに、この様な景色がみれて、かなり感動したのを覚えています。

今回、山の天気は、変わりやすい。そんな当たり前のことを実行した登山でした。

そこで私がオススメしたいのは、山小屋使って1泊2日で行くことです。

登山をしていると、せっかく行ったのに、靄でなにも見えなかったってことがよくあります。

しかし、先ほど言った通り、山の天気は変わりやすく、2日あれば、どこかで絶景が見える確率がグッとあがります。

山小屋はちょっとという方は、ロープウェイの頂上にホテルもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

③カワユイ高山植物に出会える!

千畳敷カールは、高山植物の宝庫と呼ばれています。

特に夏場になると、多種多様な高山植物が開花し、沢山の花々を咲かせてくれます。

千畳敷の代表花シナノキンバイ(信濃金梅)をはじめとし、コイワカガミ(小岩鏡)など、その種類はなんと150種類!色とりどりの花を見せくれます。

 

また、専門家ではないので、理由はわからないのですが、高山植物の多くは小さい花が多いように思えます。

そのため、高山植物の花は、とても可愛らしく、平地に咲く花とは違った姿が魅力的です。

さらに、7月にも関わらず、タカネザクラと呼ばれる桜を見ることができるようです。

今年お花見できなかったという方は、高山植物でお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

★まとめ★

今回は、中央アルプス(千畳敷カール、木曽駒ケ岳)の紹介をしました。

アルプスの中でも、ロープウェイで気軽に登山ができ、絶景が見えるオススメのスポットです。

私の場合、諦めかけた時に見えた、絶景は本当に感動モノでした。

また、夏場になると、小さく可愛らしい高山植物が花を咲かせます。

今年の夏休みなどに計画してみてはいかがでしょうか?

 

最後までご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m